かりん 第1〜9巻
アニメにもなりました影崎由那の代表作ですが
意外と、アニメも漫画も全く読んだ事がなかったですのでかなり楽しんで読めました。
主人公のかりんは吸血鬼に属しているのに、太陽OK葫OKっと
吸血鬼とは程遠いのですが、ソレもそのハズ「吸血」ではなく
「増血鬼」だからなわけで・・・。
この設定だけでも面白いのですが、その増えた血を人間に噛んで
輸血するように血を分け与えますと、その噛まれた人間は逆に元気になりますので
もう・・・吸血鬼っていうより移動輸血少女って感じですね(爆)
基本的に、こういう吸血鬼モノは恋をしても種族が違うという葛藤があるのですが
(実際、かりんは雨水君に恋をします)
それを乗り切って、恋人同士になった所は非常に良かったですね。
あえて、彼氏を噛んで恋人同士になるっていうも、らしいなぁ・・・って思っちゃいましたし。
(ちなみにこのシーンが理沙の一番のお気に入りだったり。
通過、昔から吸血鬼モノって噛む所が一番好きなんですよねぇ・・・。
このかりんも、9巻まで読んだうち、そういう描写がかなりあるのですが
どの噛むシーンも良かったですし・・・)
ただ、お昼の奥様ドラマみたいな、血の争いとかが大嫌いな理沙には
雨水君の親父が出たあたりの話しは、非常に読むのがキツかったです・・・。
実際、一気に読んでいたのですがそこで一回本を閉じましたし・・・。
ま、その後何とか読みまして、無事ハッピーエンドになりましたので良かったのですけど・・・。
9巻からは橘友里耶という、人間と吸血鬼のハーフな女の子が現れまして
今度は吸血鬼関係の話しになるでしょうから、これからかなり楽しみですね。