エマ 第1〜7巻

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アニメにもなりました、もう説明不要な感じの
正統派メイドさん漫画ですが、メイド・眼鏡っ娘萌えの理沙は
何故か今まで読んでいなかった漫画でして、友人が持っていたのを機に
一気に読んでしまいました・・・。
基本的に、萌えとかそういうのはあまりなく
現実にメイドさんがいた、ヴィクトリア朝時代のイギリスを舞台に
メイドのエマと上流階級のジョーンズの身分違いのラブストーリーなのですが
とにかく、その作品の中に流れている空気が非常にリアルで
一気に作品の世界に引き込まれてしまいました・・・。
身分違いの恋というものあってか、そして貴族同士の世間体ていうか
そういう政略結婚的な血生臭い描写もあって、そういうのが苦手な理沙は
ちょっとキツかったですけど、そういうのがあってか
最後に二人が結ばれた時は、本当に嬉しかったですね・・・。
ただ、最後に二人が手をとって社交会に向かう後ろ姿で終わるのですけど
これから二人が辿る道は、決して平坦なモノではなく
色々大変な人生を歩んでいくんだなぁ・・・っとも思ってしまったのはここだけの話しです(汗)
(ここらへんは、ダスティホフマンが演じた映画「卒業」のラストで
二人がバスに乗ってどこかへ行くシーンと同じモノを感じたり・・・)
まぁそれより、そのラストの後にページを開くと
メイド喫茶には負けないゾ」
っていう題名でエッセイ漫画があった事にヘナヘナとしてしまいましたけどね・・・(濁汗)
ただ、これだけしっかりとした作品なのに5巻まで作者の森薫
イギリスに行った事がなかったっていう事実に驚き・・・。
てっきり、一度住んだ事があったのかな・・・?
っと思うくらい、よく描かれていただけにビックリです。
現在は番外編がビーム誌上でやっているようですので、単行本になりましたらまた読むしかですね。
とりあえず、メイド好きなら読むしかな作品です紳士(爆)